診断書には現実が書いてある
自立支援医療制度の申請をする際に提出した
診断書を読み返してみました。
(写メを保存してある)
まだ社会復帰のことは考えていないけど、
いつか自分自身の性格、性質を
棚卸をしなければならないと思うからです。
以下、発病から現在までの病歴、治療経過の欄に
記載されていた文章。
「元来性格的に心配性、内向的であった。職場でもこれまでの仕事は他社員の不正であったり、自分の理想と合わないなどがあり、転職歴があった。今回も職場で周囲の社員より自分が劣っているのではないかとの劣等感、不全感、理想と現実のギャップ、うまくいかないことは自分が悪いのではないかといった自責の念が強くなり、抑うつ気分、不安、不眠、意欲低下が強くなり●月●日当院受診。以降仕事も休職となっている。」
精神科の先生ってすごい。
支離滅裂な言葉で、
泣きながら状況説明をしたものを
こんなにうまくまとめてくれたんだもの。
こうして記載されると
自分で自分のことが全然わかってなかったんだなと思う。
自分は内向的だとは思っていなかったし(根暗だとは思うけど)、
心配性と言ってもそこまで神経質だとは思っていなかったし。
でも専門家からしてみたら、
「あなた立派に病んでますよ」と。
こうして書面で書かれると
これが現実というか、
これが客観的な目なんだと思った。
病みレベルだと気づかないほどのネガティブさ。
自覚がないって恐ろしい。
今読み返すと、
ほんとにこの通りだよなと思うし、
自分を責めてしまうのもしょっちゅうだし、
理想ばっかりみる夢見る夢子ちゃんだし、
ギャップを埋められる技量も思考もないんだよなって思う。
客観的な目線というのは
時に自分を成長させてくれる。
受け取り方次第で
自分をいかようにもできる。
性格が変えられないのであれば
思考変換力、現実をみつめる力を身に付けるしかない。
精神的に病んでしまった代償として
自分を見つめ直す機会を得られた。
そこだけはポジティブ思考(´ー`)
失うものが多くて大きな代償なような気もするけど、
それでも人生という航海は続いていくから。
荒波にもうまく乗る手立てと技量を身に付けたいですね(´ー`)