人間の力をすべて結集した総合芸術!
役者、脚本、演出、音楽、衣装、美術、広告宣伝に至るまで、
宝塚には人間の力すべてが結集していると思っています。
それぞれが役割をもって、
「いい作品を作ろう」
「お客様に感動してもらえるような舞台にしよう」
「とにかく喜んでもらいたい」
という目標に向かって、我々観客には見えないところで
日々積み重ねてお稽古や制作に励んでいる…。
それは宝塚以外の舞台や映画でもそうなのかもしれない。
けれど、ひとつのカンパニーとして一貫した目標があって、
上演からグッズ関連のことまで、すべての連携プレーが圧倒的だと
私は思うのです。
単純な話、
作品が面白かった
↓
何か観劇の記念になるものを・・・
↓
えナニコレこんなに種類がたくさん・・・選べない(ワクワク)
↓
楽しかった
↓
また観たい!
と、無限ループになるわけです。
上演も先1年間は決まっていて、いつもどこかで宝塚が上演されている。
このループが崩れることがないわけです。
ループに入ってしまうと見失いがちですが、
これが日本で実現しているという事実。
「永遠に続くものなど、この世にはない。」
こんな哲学的な言葉さえ覆すような力が宝塚にはあるような気がしてなりません。
「この総合芸術が永遠に続く。」
そんなことを思ってしまう。
それがタカラヅカだと、私は思うのです。