うつでもタカラヅカ!

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宝塚の魅力-演劇としての面白さ-

公演演目の基本構成

宝塚歌劇の公演演目は基本的には

「芝居」と「レビュー(ショー)」

の二本立てで上演されます。

主なジャンルは以下↓

芝居・・・歴史もの、現代もの、海外もの、日本もの(和物)、中国もの、海外ミュージカル、漫画原作もの、ゲーム原作もの、小説原作もの、コスチュームもの、コメディ、悲劇、ギャングもの  etc.

レビュー・・・和、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、ラテン、宇宙、和洋折衷、芝居仕立て etc.

 

そう、とにもかくにも

ジャンルの振り幅が尋常じゃない。

これが歌劇団が100年以上愛され続けてきた理由といっても過言ではありません。

 

  個性に合わせたお芝居 

歌劇団には「先生」と呼ばれる座付き演出家が多数人います。

それぞれの演出家の先生ごとに得意分野や作品趣向はありますが、

芝居に関しては

基本的に演出家が脚本、演出を一手に担うオリジナル作品を上演します。

それぞれの組、組の役者(生徒)、トップスターの個性などなど、

今現在の組の在り方に合わせ、基本充て書きで作品が作るということが

前提としてあり、演出家の腕の一番の見せ所でもあります。

バランスの取れた脚本と

偏りのない生徒の出番の組み込み方が見事にマッチした、

ファンの心をガッチリ掴むような作品を生み出すことが任務であり、

歌劇団の人気を支える大きな礎となります。

 これぞ日本が誇るレビュー

レビュー、いわゆるショー作品については

日本で唯一無二の存在感を誇っているエンターテイメントと言えます。

ハレーションで目がおかしくなるレベル(言い方)の華やかさと

統率の取れまくった集団群舞、時に甘く、時に妖艶に、時にギラギラ、

時にごつごつした男気溢れるダンスや歌に圧倒され、

キュートで可憐な娘役のしなやかなダンスと高音ボイスに酔いしれ、

そして何より、生徒さんたちのキラキラ感に身も心もホットになります。

普段生活していて、絶対に見ることはないであろう

スパンコールきらきらなド派手な衣装や舞台美術を目の前にする時、

現実世界を忘れるひとときを味わえます。

 

上記の2本立て上演が基本ですが、

海外ミュージカルや壮大な物語が題材となる場合は

2幕構成の「一本物」と呼ばれる、お芝居のみとなります。

また、ごくまれに、舞踊、お芝居、ショーの「3本立て」もあります。

しかし、宝塚の特徴として、どんな喜劇だろうが悲劇だろうが、

必ず終盤に「フィナーレ」と呼ばれるショーがあります

基本構造↓ 

 

ストーリー終わりました

役として舞台に立っていた役者が、ひとりの生徒として

歌やダンスで魅せる

(作品中で使用されていた曲が別アレンジでダンスに使われたりする)

宝塚名物「大階段」を使った群舞や

トップ男役、トップ娘役のいわゆる「トップコンビ」による

デュエットダンス

「パレード」と呼ばれる階段降り&挨拶

(出演者全員がシャンシャンと呼ばれる手飾り道具を持って大階段を降りてくる)

 

以上が基本のフィナーレの構造です。

これがあると、「宝塚観た~~!!」という満足感と共に

本当に幸せな気分で観劇を終えることができます。

 

演劇的にみて、この2本立て→フィナーレ→パレード

という構成は非常に珍しく、

エンターテインメント業界において長い歴史と確固たる地位を確立しています。

これは日本の文化のひとつといっても過言ではありません。